5.3 自己防衛策

Self-Defense Measures

創作日の証明

著作権は無方式で発生するため、誰がいつ創作したかの証明が重要となる場面がある。

方法内容
タイムスタンプ電子署名と時刻を結びつける認定サービス
公証役場確定日付の取得
著作権登録文化庁への登録(第一発行日等)
Git履歴コミット履歴による作成日時の記録

著作権表示

著作権表示(©マーク)は日本法上は必須ではないが、権利の存在を明示する効果がある。

表示の形式 © [年] [権利者名](例:© 2025 Example Corp.)
All rights reserved. は法的効力はないが、慣例的に使用される。

利用記録の保持

他者の著作物を利用する際は、適法性を証明できるよう記録を残しておく。

  • 利用許諾の取得記録(メール、契約書)
  • ライセンス条件のスクリーンショット
  • 素材の入手元・入手日
  • 引用の場合は出典情報

利用条件の明示

自己の著作物を公開する際は、利用条件を明示しておくとトラブルを防げる。

  • ライセンスの選択(CC、MIT等)
  • 利用規約・免責事項の記載
  • 問い合わせ先の明示
参考文献
[1] 文化庁「著作権登録制度」
[2] 総務省「タイムスタンプとは」