絵記号会話

ソフトウェア概要

「絵記号会話」は、言葉が話せない方や筆談が困難な方のためのコミュニケーション支援ソフトです。絵記号での会話では、紙のボードに書かれた絵を互いに指差すことによって会話するのが一般的ですが、このソフトウェアを使うことで、パソコン画面上で多くの絵記号を扱えるようになります。

テンキーの全てのボタンが1つのボタンとして働くため、身体の操作しやすい部分(顔や顎や足など)で操作ができます。これにより、肢体が不自由な方でも自分でコミュニケーションを取ることが可能になります。

絵記号会話ソフトのメイン画面

絵記号会話のメイン画面

パソコンで絵記号を使うメリット

  • 紙のボードや絵記号を貼ったノートを介護者が支える必要がなく、ご自身で操作できます
  • テンキーだけで操作できるため、手軽に導入できます
  • 絵記号選択時に絵記号の名前を読み上げるため、視覚に障がいのある方も使いやすくなっています
  • 多数の絵記号を体系的に整理して使用できます

主な機能

カテゴリ別の絵記号表示

絵記号は「しんたい」「どうさ」など、カテゴリ別に整理されています。目的の絵記号を効率よく探せるよう、直感的なカテゴリ分けを採用しています。

カテゴリ別絵記号表示

カテゴリ別絵記号表示

テンキーによる簡単操作

選択枠が自動的に移動し、目的の位置でテンキーを押すだけで操作できます。マウスやタッチパネルが使いづらい方でも簡単に利用できます。

音声読み上げ機能

選択した絵記号の名前を音声で読み上げます。視覚障がいのある方にも絵記号の内容を伝えることができます。

カスタマイズ機能

絵記号の追加・編集

オリジナルの絵記号を追加したり、既存の絵記号を編集したりすることができます。利用者に合わせた絵記号セットを作成できます。

絵記号の追加・編集画面

絵記号の追加・編集画面

選択枠の移動速度調整

選択枠の移動速度を2秒から6秒まで調整できます。利用者の反応速度に合わせた設定が可能です。

詳細表示モード切替

絵記号の詳細表示、拡大表示、一時拡大表示など、表示方法を切り替えることができます。利用者の視力や好みに合わせた設定が可能です。

詳細表示モード

詳細表示モード

動作環境

OS Windows 8 / 10 / 11
必要環境
  • Java環境(実行にはJavaが必要です)
  • テンキー(USB接続可)
  • メモリ 2GB以上
  • ディスク空き容量 100MB以上

ダウンロード

絵記号会話ソフトは無料でご利用いただけます。下のボタンからダウンロードしてください。

ダウンロード(Vector)

バージョン:1.6.4(最終更新日:2011年12月25日)

更新履歴

日付 ソフト名 更新内容
2011年12月25日 「絵記号会話ソフト」 問題修正 バージョン 1.6.4
・Windows7で、ボタンの色がつかないバグを修正しました。
2011年11月10日 「絵記号会話ソフト」 機能追加 ・シフトボタンで、タブを切り替える。
 (会話相手が、容易に分野画面を切り替えられるようにしました)
・画面右上に「使い方メニュー」設置
・画面がPCのポップアップなどで非アクティブになるのを防止する機能
2011年10月16日 「絵記号会話ソフト」 機能追加 ・「選択枠移動音」
・「長押しで目次に戻る」