
肢体が不自由な方のための、テンキーのみで、パソコンを操作するソフトです。
クリックの位置をあらかじめ設定し、テンキーを押すタイミングで、あらかじめ設定した場所をクリック出来ます。
マウスポインタが設定した場所を巡回し、タイミングで選択するというものです。
テンキーボタンの全てのボタンが、1つのボタンとして働きますので、身体の操作しやすい部分(顔や顎や足など)で、操作ができます。
【使用例】
- 音楽プレーヤーの再生・停止
- テレビのチャンネルの切り替え
- WEBページの閲覧: メニュー選択・スクロール
1.動作環境
OS | Windows 8 / 10 / 11 |
必要環境 |
|
2.使い方
まず、パソコンを操作が出来る方が、クリックの位置を設定します。
click_set_soft.exeを実行して、ソフトを立ち上げます。

【クリック位置の設定】
ボタンをクリックすると、モニター全体が緑色になります。
モニター上を左クリックすると、次の画面が現れます。

表示のS(シングルクリック)または、D(ダブルクリック)を選び、[登録]をクリックすると、クリック位置が設定されます。
この作業を繰り返し、最後に[完了]を押して、クリック位置の設定は完了です。
次に、[ループ実行]をクリックすると、マウスポインターが巡回します。
巡回位置のタイミングで、テンキーを押すと、クリックされます。
以下の画面のでは、パソコン内の写真を閲覧するソフトを操作しています。
- 1個め目のクリック: 戻る(シングルクリック)
- 2個め目のクリック: 進む(シングルクリック)
- 3個め目のクリック: 画面の最大化(ダブルクリック)
※ループ実行を停止するには、左角に表示される赤いボタンを押します。

【トップ画面の説明】

- クリック位置の非表示: 巡回するクリック位置を非表示にする。
- ループ実行: マウスポインターが、設定したクリック位置をループ巡回します。
- 順次実行: 設定したクリック位置を全てクリックします。ループ巡回はしません。
【クリック設定の説明】

- 登録: クリック位置を登録する。
- 修正: このクリック位置を取り消す。
- 完了: すべてのクリック設定を決定する。
- *番目: クリックの順番
- S: シングルクリックを設定する。
- D:ダブルクリックを設定する。
3.ダウンロード