第2章 設計工程と文書の関係
2.1 開発工程の流れ
システム開発は以下の工程を経て進行する。各工程で作成される文書が異なる。
| 工程 | 目的 | 主要成果物 |
|---|---|---|
| 企画 | プロジェクトの目的・範囲を決める | 企画書、提案書 |
| 要件定義 | システムが満たすべき条件を定義 | 要件定義書 |
| 基本設計 | システム全体の構造を設計 | 基本設計書、画面設計書 |
| 詳細設計 | 実装レベルの詳細を設計 | 詳細設計書、DB設計書 |
| 実装 | プログラムを作成 | ソースコード |
| テスト | 品質を検証 | テスト仕様書、テスト報告書 |
| 運用 | 本番稼働・保守 | 運用マニュアル |
2.1.1 設計工程の位置づけ
設計工程は「要件定義」と「実装」の間に位置し、「何を作るか」を「どう作るか」に変換する重要な工程である。
設計の重要性
設計段階での問題発見は、実装後の修正コストの1/10〜1/100で済む。
設計段階での問題発見は、実装後の修正コストの1/10〜1/100で済む。