より効率的なランナーになるための4つのFitbit機能

Fitbitはランニングを単に記録するだけでなく、分析もしてくれます。より効率的なランナーになるための機能を紹介します。

米国北西部でようやく暖かい季節が到来し、ランニングシーズンが始まりました。今年は特にトレイルランニングに挑戦しようと考えています。道路でのランニングには慣れていますが、トレイルランニングは初めての挑戦です。特別なシューズが必要で、地形も難しく、高低差にも対応したペース配分を学ぶ必要があります。

挑戦を楽しみつつも準備をしっかりと行うため、Pixel Watch 3とFitbitのランニング機能を活用して、より効率的なランナーになるための訓練を行っています。以下の4つの機能が特に役立っています。

1. チャート比較

トレーニングランの後、すぐにランニング性能統計に移動し、「ランニング性能の視覚化」を選択します。ここで詳細な分析が表示され、「チャート比較」オプションを使用できます。

この機能では、異なる統計データを選択して相互の影響を確認できます。例えば、ペース、心拍数、ストライド長だけを選択することができます。これにより、大きなストライドや小さなストライドを取る際の身体の負荷状況を把握できます。

この分析の目的は、身体の負荷を軽減してエネルギーを温存すること(特に長いトレイルランでの後半に備えて)です。ストライドを長くした時に心拍数が上昇しペースが低下する傾向があれば、トレーニングで注意すべき点として意識できます。

2. フォーム分析

過去6ヶ月間のランニングデータを基に、最新のランと比較するフォーム分析も非常に役立ちます。具体的には、以下の要素を追跡しています:

これらの指標は、一貫性の維持や改善状況の確認に最適です。特にランが非常に良かった日や調子が悪かった日には、フォーム分析でその要因となった可能性のある指標が見つかることがあります。

ペースは比較的意識しやすい指標ですが、着地時の跳ね返りや接地時間などは常に意識できるものではありません。しかし、これらの要素も重要な指標です。

3. AIランニングレコメンデーション

Fitbit Premiumの機能であるAI駆動のランニングレコメンデーションも活用しています。これはCoachタブで見つけることができます。

この機能は、以下の要素に基づいてパーソナライズされたトレーニング推奨を提供します:

インターバルランやテンポランなどのトレーニング種類を推奨してくれます。また、走行距離を増やすだけでなく、筋力トレーニングも行いたい場合は、Coachタブで筋力強化やモビリティ向上のためのクラスも簡単に見つけることができます。

4. Geminiとの共有

グラフや統計データは素晴らしいツールですが、ランに関するより会話的なフィードバックも欲しい場合があります。ランニング性能指標を見る際、上部の共有アイコンをタップしてGeminiに共有し、「これについてLiveで話す」オプションを選択することができます。

Geminiには次のような質問ができます:

これは実際のランニング中に前回のトレーニングセッションを振り返りたい時に役立ちます。Gemini Liveは耳元で素早く統計情報を提供できます。また、会話の後にはトランスクリプトが残るので、後で役立つ情報を確認することもできます。

さらに、ランについて単純に振り返ることもできます。Gemini Liveは「どのマイルが一番良かったか、その理由は?」や「景色のどの部分が一番好きだったか?」などの質問をしてくれます。これらは走ることを楽しむ要素であり、データだけではないランニングの魅力です。

出典: Google Blog - 4 Fitbit features I'm using to become a more efficient runner(2025年4月18日)

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