Google Classroomが17言語追加でグローバル展開を拡大

Googleは、教育者と学生のためのプラットフォーム「Google Classroom」に17の新しい言語サポートを追加することを発表しました。この拡張により、Google Classroomは合計70以上の言語に対応することになり、よりグローバルな教育コミュニティをサポートする体制を強化します。

Google Classroom言語サポート拡張計画
Google Classroomに新たに追加される17言語のロードマップ。現在展開中の7言語と近日公開予定の10言語が含まれています。

すでに展開中の新言語

Googleは以下の7言語のサポートをすでに開始しており、ウェブとモバイルの両方で利用可能としています:

近日公開予定の言語

さらに、以下の10言語も近日中にサポートされる予定です:

言語切り替えの仕組み

Googleによると、Google Classroomは自動的にユーザーの設定言語に切り替わる仕組みになっています。具体的には以下の設定が適用されます:

一部機能の制限

Google Classroomのすべての機能が新しく追加された言語で利用できるわけではないことも発表されています。以下の機能は一部の言語では利用できない場合があります:

教育のグローバル化への貢献

この言語拡張は、Googleの教育テクノロジーを世界中のより多くの地域で利用可能にするという同社の取り組みの一環です。特に、これまでローカライズされていなかった地域の教育機関にとって、母国語でのプラットフォーム利用が可能になることで、デジタル教育の普及が加速すると期待されています。

Googleによる教育プラットフォームの多言語化は、特に新型コロナウイルスパンデミック以降、急速にデジタル化が進む世界の教育現場において重要な役割を果たしています。言語の壁を取り除くことで、より多くの教育者と学生が最新の教育テクノロジーの恩恵を受けられるようになります。

出典: Google Blog - Google Classroom is expanding to more than 15 additional languages.(2025年4月19日)

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